光大先物0422ゴールドレビュー:ウォッシュ公聴会でタカ派発言、金価格は短期的に圧力
前夜、COMEXゴールドは不安定に軟化し、本日のオープン後には海外市場の金価格が一時的に反発し、執筆時点で約0.45%上昇していますが、市場のセンチメントは依然として揺れ動いています。
政策面では、昨夜、米連邦準備制度理事会(FRB)議長候補のウォッシュ氏が上院の指名公聴会で示した姿勢が金価格に一定の圧力をかけました。ウォッシュ氏は「金融政策の実施において常に厳格な独立性を確保することを約束する」とし、金利決定は「政治的配慮から徹底的に独立していなければならない」と強調、またトランプ氏から利下げを約束するよう求められたことは一度もないと指摘しました。市場はこれをタカ派寄りのシグナルと受け止め、FRBに「新たなインフレフレームワークとコミュニケーション手段」が必要だとの呼びかけも加わり、金融政策が短期間で緩和に転換されるとの期待がさらに後退、これが金価格の重しとなっています。
地政学的には劇的な展開がありました。日中早く、トランプ氏は22日夜に期限を迎える米・イランの停戦を延長するつもりはないと明言し、停戦期限切れ後にはイランへの爆撃を再開するぞと警告、市場のリスク回避姿勢を一時的に高めました。しかし数時間後、トランプ氏はSNSで、パキスタンからの要請を受けて停戦期限の延長に同意、イラン側の交渉案の提出を待つ一方、米軍には引き続きイランの海上封鎖と戦備体制の維持を指示したと表明。一連の発言の揺れが市場の雰囲気を幾度も揺らしました。
同時に、交渉の窓口はいったん閉ざされました。イラン側は当夜、22日にイスラマバードで予定されていた第二ラウンド交渉への参加を正式に拒否し、アメリカが実質的な合意を妨げており、交渉は時間の無駄だとみなすと発表。アメリカ側も続いて、副大統領バンスのイスラマバード訪問を延期したと明かしました。今後の交渉の進展は依然として大きな不透明性を残しています。
総じてみると、ホルムズ海峡の航行障害が原油価格とインフレ期待を押し上げており、さらにFRBのタカ派姿勢が根強いことで、金価格を抑える主要要因となっています。米・イラン交渉が不安定に揺れる中、短期的には市場の見解も大きく分かれています。交渉の行方がはっきりするまで、トレーダーはポジションコントロールを意識しながら方向感を見極めることをおすすめしますが、目下のアメリカ側の交渉解決志向が続くかぎり、値動きの波で下げたタイミングでの仕込みを検討する価値もあるでしょう。
情報源:光大先物研究所
執筆者:姚涛
職業資格番号:F3082336
取引相談資格番号:Z0018553
編集責任者:朱赫楠
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