2026年7月、DEXのスポット取引量がCEX取引量の過去最高となる24%に達する
分散型取引所は現在、中央集権型取引所が処理する現物取引量のおよそ4分の1を占めています。DEXとCEXの現物取引量比率は2026年7月に24.14%に達し、2019年の追跡開始以来最高水準となりました。
ここで注目すべきは、この節目が実際にはDEX取引が鈍化した月に達成されたことです。分散型プラットフォームでの現物取引量は前月比で約26%減少し、約1,307.7億ドルとなり、ほぼ2年ぶりの低水準となりました。DEXは縮小する市場の中でより大きなシェアを獲得しているため、この比率はさらに注目に値します。
この変化を裏付ける数字
2024年のほとんどの期間、DEXの取引量はCEXの取引量の10%未満で推移していました。その後2025年になり、比率は着実に上昇し、13~14%に達し、ピーク時には25%まで急上昇することもありました。2026年7月の24.14%という数値は一時的な急上昇ではなく、1年以上前から続いているトレンドの延長線上にあります。
この取引量を牽引している主要なDEXプロトコルには、UniswapやPancakeSwapなどの馴染み深い名前に加え、AerodromeやHyperliquidのような新興プロトコルが含まれています。
DEXが優位性を拡大し続ける理由
ここで主要な役割を担っているのは、Solana、Base、BNB Chainの3つのエコシステムです。それぞれが、中央集権型取引所がビジネスモデルを根本から変えない限り再現できない、許可不要のDEX機能を提供しています。
最大の利点は、新しいトークンがローンチすると数分でDEXで取引が開始できるという「市場投入までの速さ」です。中央集権型取引所では、上場までにコンプライアンス審査やデューデリジェンス、そして時に何週間にも及ぶやり取りが必要となります。
この変化が取引環境にもたらす影響
いくつかの大手中央集権型プラットフォームは、分散型機能の統合を模索し始めており、DEXの魅力的な特徴を取り入れつつ、機関投資家が求めるコンプライアンス体制を維持しようとしています。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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