中国8月の物価からアメリカ8月の物価を考察
国家統計局都市司主席統計師の董莉娟氏の説明によると、8月のCPI前月比の上昇(0.4%)の主な要因は次の通りです:【1】国内ガソリン価格が7月の10.7%下落から8月に7.2%上昇へ転じ、CPIの前月比を約0.21ポイント押し上げた;【2】金製装飾の価格が7月の2.6%下落から7.6%上昇となり、CPI前月比を約0.04ポイント押し上げた;【3】算力需要の急速な増加などの影響により、携帯電話、タブレット端末、データストレージ機器の価格がそれぞれ2.3%、2.1%、2.1%上昇し、合計でCPIを約0.03ポイント押し上げた。これらを合計すると0.28ポイントとなります。
これら3つの要素は、米国にも同様に影響します。現在、市場コンセンサスは8月の米国CPI前月比を0.4%(前回値0.1%)と見込んでいます。
図5 両国コアCPI前月比の比較
簡単な感度分析を行いました。米国8月のコアCPI前月比が異なる値を取る場合、コアCPI前年比がそれぞれどのようになるかを示しています。前月比が0.3%以上の場合のみ、前年比が2.5%を超え(7月より高い)となります。
つまり、8月のコアCPI前月比の値が利上げの重要な決定要素となります。
8月コアCPI前月比が0.3%を超えた場合、前年比は7月を上回るため、利上げは順当な展開となります。
8月コアCPI前月比が0.3%以下の場合、前年比も7月以下となるため、完全に利上げが無いとは言えませんが、必ず何名かの委員が反対するでしょう。








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