ユーロ:米雇用統計の弱さを受け、Fedの見通し変更で米 ドルに対してEURが上昇 – Danske Bank
Danske Research Teamは、米国の雇用統計が予想よりも弱かったことを受けて米ドル(USD)が下落し、EUR/USDが約2か月ぶりの高値を一時的につけたと指摘しています。彼らは、9月の米連邦準備制度(Fed)による金融引き締め観測が和らいだことや、今後発表予定の米国インフレ指標およびユーロ圏域内総生産(GDP)がEUR/USDトレーダーにとって重要であると強調しています。
Fedへの期待が後退しドルは下落
「米国では、7月の雇用統計が弱く、非農業部門雇用者数は-2万3千人(市場予想:+8万人、Danske予想:+7万人)となり、5~6月分の累計修正値も-10万3千人と大幅なマイナスでした。それにもかかわらず、失業率は4.1%に低下しました(市場予想:4.2%、Danske予想:4.2%)。同時に、労働参加率は61.4%となり、2021年2月以来最も低い水準となりました。」
「この結果は、米国債利回りやUSD為替レートが初期に示したほど、明確にハト派的とは考えていません。Fedは、予想を下回る雇用の伸びと、なおも低下し続ける失業率とのバランスに苦しむ状況が続いています。FedのBarkinは、労働市場データの弱さを認めつつも、企業の利益の底堅さにも言及しています。」
「その結果、市場は9月の次回会合における米連邦準備制度による利上げを11ベーシスポイント織り込む水準となりました。」
「金曜日、USDは大きな下落となり、米国の雇用統計は予想を大きく下回りました。USDはG10各通貨に対して値を下げ、EUR/USDは一時1.1581まで上昇し、ほぼ2か月ぶりの高値をつけました。」
「ユーロ圏では、Sentix投資家信頼感指数が発表予定です。同指数は7月に大幅に上昇し、期待感の高まりを背景に3か月連続の改善となりました。本日の発表では、モメンタムが継続するかどうかが注目されます。」
「今週は、金曜日にユーロ圏第2四半期のGDP速報値(詳細を含む)が発表され、週が締めくくられます。」
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