英ポンドは数週間ぶりの高値から下落し、ホルムズ海峡のリスクがUSD を支援
GBP/USDは新しい週の始まりにやや下落し、金曜日に付けた約3週間ぶりの高値(1.3500の心理的な水準をわずかに上回る水準)からさらに下離れています。
米ドル(USD)は、米雇用統計後の安値からの回復を維持しようとしており、その背景には中東危機を巡る継続的な不透明感やホルムズ海峡再開の取り組みが存在します。これらがGBP/USDにとって逆風となっていますが、米連邦準備制度理事会(Fed)の利上げ観測が後退しているため、USDの大きな上昇は限定的となりそうで、下値も限定的です。
注目された米国の月次雇用統計によれば、7月に経済は2.3万件の雇用を失い、前月分も5.7万件から2万件に下方修正され、労働市場の冷え込みが示唆されました。トレーダーたちはすぐに反応し、米連邦準備制度理事会が9月に借入コストを引き上げる可能性を45%未満と織り込みました(1週間前は67%)。
しかし、原油価格の回復がインフレ圧力を再燃させるとの懸念から、年内に少なくとも1回25ベーシスポイント(bps)の追加利上げが行われる確率は依然として高いと見られています。したがって、注目は今週発表される米国の最新インフレ指標に移ります。これに加えて、今後入ってくる地政学的なニュースもUSDを動かし、GBP/USDの動向に影響を与えるでしょう。
投資家はさらに、木曜日に発表される英国第2四半期GDP速報値の公表に直面します。これは英国ポンド(GBP)に新たな方向性を与える重要な役割を果たします。しかしながら、上述のファンダメンタルズを踏まえると、GBP/USDの新たな強気ポジションを取る、あるいは約2週間続く上昇トレンドの継続に備える際には慎重姿勢が求められます。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
米国の戦略石油備蓄が1982年以来の最低水準に減少
INE原油先物の主力契約が日中で5.22%上昇、ブレントは2.51%上昇
アボットは乳児用調製粉乳に関連する告発について和解し、3億8400万ドル以上を支払う。
INE原油先物の主力銘柄が日中で6.46%上昇し、1バレル900元に迫る
