USD/CAD価格予想:6月安値上で安定、ベア勢は1.4000割れを待つ
USD/CADは金曜日の欧州早朝セッションにおいて、わずかな上昇と小幅な下落の間で推移し、前日に付けた6月17日以来の最安値での最近の下落幅を固めています。ただし、いくつかの支援要因がスポット価格を1.4000という心理的な水準以上に維持する助けとなっています。
米ドル(USD)は、変動の大きいエネルギー価格に起因するインフレリスクがインフレ懸念や米Federal Reserve(Fed)による利上げ観測の材料となり、一部で買い戻しが見られます。さらに、原油価格の下落が資源連動通貨であるカナダドル(Loonie)を押し下げ、USD/CADペアの追い風となっています。ただし、明確な買い需要の欠如から、この3日間続いた下落トレンドが終了したと確認する前には慎重さが求められます。
テクニカルな観点からは、4時間足チャート上の200期間単純移動平均線(SMA)を下抜けた今週の動きは、弱気トレーダーにとって重要なシグナルでした。これに加え、移動平均収束拡散(MACD)はゼロを下回ってマイナス圏にあり、相対力指数(RSI)は37付近に位置しています。モメンタム指標からは、初期サポートが近いものの下値圧力が依然として優勢であることが示唆されています。
ただし、さらなる下落に向けてポジションを取る前には、1.4000の水準を明確に割り込み、その下での受け入れを確認するのが賢明でしょう。その場合、USD/CADは38.2%フィボナッチ・リトレースメントである1.3979付近へと弱含み、さらに50.0%と61.8%フィボナッチ水準である1.3897、および1.3814で下げ渋る可能性があります。
上方向については、回復を目指す場合、まず1.4082付近の23.6%リトレースメントでの抵抗をクリアする必要があり、さらに200期間SMAの1.4130が大きな上値抵抗となります。この水準を明確に突破できない場合、既存の弱気構造が維持され、USD/CADペアはその水準を下回って推移し続けるでしょう。
USD/CAD 4時間足チャート
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